桜吹雪

昨夜は久しぶりにためらいなく夜更かしできるのが嬉しく、夜遅く帰宅したあとネットでアメトークなど見ていた。今朝は爆睡。昼前にごそごそ起きだした。
河辺の桜並木は風に薄桃の花弁が舞い散って、桜吹雪。もう四月も中旬だ。曇っているが、ぶ厚いジャケットではさすがにうっとおしい。
今は石山駅のホームだが、貨物列車が通り過ぎた。列車の土台フレームにコンテナが乗っかって走っている。以前は車両がそのままコンテナだった気がする。もっと前はどうだったのだろう。コンテナ以前の貨物列車。黒い箱型の車両だったのか。思い出せない。上書きされてもう消えてしまったたくさんのものの上に今生きているという、これが歴史の感覚なのだと思う。変わらないもの、見えない変わらないものを求めることと、常に上書きされ消去される現在を同時に感じることはなんとも言えない気持ちになる。これも歴史のいのちの深みなのだろうか。
なんてこと考えているうちに列車が来た。乗車した。