● 言葉の力言葉の力への揺るがない確信。その力にこそ依拠する覚悟。
● 世界は物語にあふれている 日常の出来事や事態が宿す深淵で甚大なドラマへの限りない郷愁。
● 生は死とともにある限りのある生の営みを死の側から眺める畏敬の眼差し。
● 力のある文学消費されるための文学でなく、深奥からむしろ衝き動かす文学。
● 文学の復権文学をしてそのいのちにふさわしく市井で働かしめよ。
「魂の文学へ」 原 浩一郎
 

夏目漱石「こころ」1914

はじめて「こころ」を読んだ。ようやく。実は読みながらずいぶんとツッコミ入れていた。 ともかく気になったのは先生の奥さんについてだ。その描き方がどう見ても大人の女性というより、少女のようだし、これは男の好むひとつの幻想としての女性像に思われ、...

1/19文学フリマ京都 原浩一郎&文芸思潮

とても晴れ上がった青空だ。いつも朝早く出発せねば間に合わないのだが、今回は近場だ。余裕をもって朝十時に会場に到着した。 これで出店は四回目となる。開場前の準備も随分と慣れた。ブースの狭いスペースにうまいこと作品を陳列する。 今回は何しろ「文...

「チェーンギャング」1991

昨日の文学フリマ京都で信じられないような出会いがあった。私のブースの前で一人の男性が興味深げに私の作品を手に取っている。声をかけると、なんと30年前に私が使っていた筆名を口にされた。あまりの驚きに、すぐに返答できなかった。 実は30年前に一...

今津-鯖街道-小浜-敦賀

青春18切符が一回分残っていた。今季の使用期限は1月の10日である。もともと金券ショップで3回分を購入したものなので、残り1回分を売ってもよかった。購入したときに買取金額100円追加のクーポンも貰っていた。しかし惜しい。またゆっくりJR乗り...

1/19第四回文学フリマ京都 @みやこめっせ

 いよいよ1/19に岡崎みやこめっせで第四回文学フリマ京都が開催される。ところで「みやこめっせ」ってまだ馴染めない。勧業館といった方がピンとくる。これは大山のぶ代のドラえもんでないと十年経っても依然違和感覚えるのと同じでどうしようもない。 ...

船木誠勝「理想の格闘家とは」

私がかなり以前に格闘家の船木誠勝氏に送った質問に対して、年頭の動画で30分に渡り語っていただきました。生きるという闘い、死を覚悟すること、そして生き伸びること。 ▼私の質問 「以前の動画で重病患っておられる方へのエールとして『何かと闘ってお...

teamクースー「分署物語」2019

消防士たちを描いた素晴らしい劇を観た。まだ上演中なので物語の中身まで書くわけにはいかないが、Teamクースーによる第6回公演「分署物語」だ。 脚本演出を手がけた古屋治男氏はもともと消防士だったという。だからリアルな男の職場のあるあるエピソー...

ベケット「ゴドーを待ちながら」1952

ベケットを観た。舞台ではない。没後30年映画祭で「ゴドーを待ちながら」が上映されたのだ。ベケットの戯曲をフィルム化しようというプロジェクトによるものらしく、戯曲を丁寧に映像化したものだという。 実はベケットについてまったく知らなかった。事前...