安土セミナリヨ

昨日の安土セミナリヨでのパイプオルガンコンサート、行って良かった。
実はこれアマチュアの発表会。だから500円!これがプロの有名奏者となると少なくとも6000円はするよな。
でも、生でパイプオルガンの演奏を聴けること自体得難い機会。そのための料金としても安いくらい。
曲目は僕が知っていたのは、バッハの有名なトッカータとフーガに主よ人の望みの喜びよ、モーツァルトのアイネクライネにラベルのパバーヌ、そしてベートーベンの運命。
とにかくうっとりするほど良かったのは、亡き王女のためのパバーヌ。好きで良く聞いていたが、このところもう何年も聴いていなかった。オーケストラだけでなく、ハープのものも良かった。しかしパイプオルガンのパバーヌも最高だった。すっかり酩酊した。
運命もアレンジなかなか良かったよ。
満喫した。
頻繁に演奏やっている。あたりの景色も最高。また、演奏聴きに訪れたい。

調べたら、思いの外さまざまな場所に能楽堂があり、見ようと思えばその機会はたくさんあることがわかった。確かに本格的なものは安くない。一万超えるね。でも、大津の能楽堂で「隅田川」がある。これは見たい。来月湖北で「竹生島」があるが、「隅田川」のような激情ものに惹かれる。さらにだ。薪能、これも奈良京都で見ることができるし、京都の平安神宮で来月頭に早速ある。4000円だ。これは何としても!というところ。夜闇の中、篝火の中の能、ぞくぞくする。

そして、居合道。マジで見学に行きたい。どうしても思い募る。入門したい。のだが、一年でいいから。でも毎週となると腰がひける。

実はパバーヌ聞きながら涙止まらなかった。
「糾問所のキリシタン」という220枚の小説を書いた。獄中のキリシタンの物語。なぜ獄中かは長くなるから書かない。
とにかく思ったのは、ありったけの人生を叩きつけるように生きたいとメチャそればかり思った。余力残さず一ミリも残さずいつも使い果たしたいね。そう思ったよ。