「続獄窓記」

「続獄窓記」読了。思うことは多い。
僕もPFI刑務所の計画段階から様々資料を見せられていた。しかしそれほど興味や期待を抱かなかった。島根あさひ社会復帰促進センター(官民協働刑務所)で使用する教育教材の企画書を提出し、その中のいくつかは採用され私が制作した。しかし、少年司法機関の出身なので、いわば「大人の犯罪者とその処遇」について特段の思い入れもなく、あくまでも仕事の一つでしかなかった。機関としての刑務所にはどうしても肌合いとして合わないものをぬぐいがたく感じていた。あまりにもむき出しの強権力そのものだからだ。

大岡昇平の「小説の作法」も読了。面白かった。
映画で「マクベス」をやっている。来週見たい。