黒澤明-「用心棒」1961

午前十時の映画祭、いよいよ黒澤映画が始まった。皮切りは「用心棒」だ。早速出かけた。感想は言うまでもない。ただただ、満喫。映画館で観たのは、もう二十年以上前に神戸で見た切りだ。やはり黒澤は映画館がいい。
とは言っても、午前十時の映画祭、今年の黒澤は「用心棒」「椿三十郎」「七人の侍」の三本のみだ。「酔いどれ天使」「わが青春に悔いなし」「隠し砦の三悪人」等々、映画館で観たい。切望する。去年は「生きる」と「天国と地獄」を映画祭で見たのだが。
ところで、何気なしヤフオク見ていたら、黒澤映画のDVD10本セットが税込み千円で出品されていた。ぎりぎり最後の駆け込み入札で、きっと落札額跳ね上がるものと見込んでいたので、期待はせずに入札していた。ところが、あれよ、そのまま出品額で落札された。得をした。戦前の三作品はまだ観ていなかった。これはうれしい。喜んで、脚本集「全集黒澤明」のうち、三作品を収録している第一巻を所有していなかったので、アマゾンで購入した。これもたったの¥35だ。昨日届いた。
今月はまったく時間がない。我慢。来月明ければ、存分にシナリオ片手に見る。楽しみだ。