シナリオ起こし

昨日市民シナリオ塾第2回
教材として「スタンドバイミー」のダイジェストを見たのだが、そのときふとヒラメいた。出来上がった映像から、もとのシナリオを書き起こせば、つかめるのではないか。
以前編集事務所に入った際、最初テープ起こしの次にしたのは出来上がった市販の雑誌から、そのもととなる版下を逆に作るトレーニングだった。今と違いコンピュータのDTPではない。級数表を当てて文字サイズ書体長体文字間行間等調べ、再現した。物凄い勉強になった。事務所の所長がすすめてくれたのが「マリクレール」と「月刊プレイボーイ」だった。どの雑誌見ても版下段階を自動的に想像した。それを思い出した。
映像を見て、即同時的にシナリオが想像されねばならない。これは、ソフトを見て自動的にプログラムを考えているのと同じだ。
次回講座はずっと楽しみにしていた能「善知鳥」とバッティングして出席できないために、内心悶々としていたが、これでつかめると思う。
その上で、黒澤や倉本聰のシナリオを図書館で見ればいい。ワクワクする。